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地元の素材を使う

いつもお世話になっている建築会社の新築住宅の植栽です。打ち合わせの時外壁に焼き板を使用しているのを目にして、「渋くていいな~」と思っていましたので、植栽工事でもその雰囲気を大事にしようと考えていました。

そこで浮かんだ案が、中野造園で普及を目指している「箱庭」の活用です。街中や商業・介護・行政等の施設施設周辺にも緑あふれる空間をつくり、見た人の心の豊かさを育みたいという想いから行っている活動です。

素材として秋田杉を活用しているので、秋田杉の県産材の有効利用に非常に微力ながら貢献していけたらという想いもあります。

その箱庭をバーナーで焼き入れを行い、能代市に自生する種類の樹木で割と細い線の幹を持つ樹木を植えました。

うまく焼けています。真っ黒です。

外壁の縦の線と樹木の縦の線が程よく調和して落ち着いた雰囲気をつくることが出来たと思います。

葉が茂り、風でふわふわと揺れる幹枝を見るのが楽しみです。

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