貴重な経験
知り合いの方の紹介で、新たに管理で入らせていただくお宅の庭を下見に行ってきました。
そこは、以前より、
立派な外観だなぁ、中はどうなっているんだろう
と思って気になっていたお宅でした。そして庭の中もとても立派なものでした。
広い庭、大きい木、大きな池よく文化財として残されている〜邸庭園のような庭です。
やや竹や草が繁茂しているので、どうにかしてキレイにして欲しいとのことでした。
まずは、池の掃除です。
石を一つ一つ寄せて、そこに溜まった土を取り除きながら草を抜いていきます。地道に作業をすすめていたら、池の外に石が敷かれていることに気づいたので、その部分も現していくことにしました。
かなり土が被さっていたので、敢えて盛ったのかなと思い持ち主の方に確認したところ、そんなことはした覚えがないとのことでした。長い間をかけて自然に積もったのでしょう。そこに草や樹木の根が侵入してきていたので、こちらも根気のある作業となりました。
その敷石を現し続けて行ったところ、こんな感じになりました。
すごいの一言です。
金比羅様の山も人の手によって作られています。
持ち主の方によると、このお宅には当日、蓑虫山人という放浪の画家が泊まっていたことがあり、その時にこの庭が造られたようです。
家の中にもその時実際に使っていた道具や絵がたくさんありました。
本当にこんな貴重な庭に携われたことに感謝しかないです。